妊活という言葉については人によって捉え方も違いますし、その活動への積極性も違います。
妊娠するために食生活の見直しや睡眠時間のとり方、仕事の仕方などを考えることから開始する方もいますし、もともと生理不順がある女性などは、妊娠できるかどうかの検査から開始する方もいます。
また排卵などが不定期という事がわかっている方は、不妊治療を行うなど、妊活と一口に行っても妊活を行う方それぞれによって考え方も行動も方法も違いがあるのです。

妊活を行うという事は、その先に妊娠という状態を望んでいるのですから、妊娠してもいい状態であるのに妊娠しないという事になるとやはり、不妊治療も視野に入れておく必要がります。
そこに大きくかかわってくるのが費用です。
不妊治療を行わないにしても、食生活に気を使えばそれなりの費用が掛かりますし、体質改善のために運動を行うという場合でも、妊娠しやすい体にするなどのトレーニングを専門家によって受ける場合、費用が発生します。

妊活を行う上で、費用に関しても視野に入れておくことが必要なのです。
その費用の中でも不妊治療の費用はかなり多くなります。
タイミング療法などを行う場合、卵巣や子宮の診察を行いますので、1回2500円くらいかかります。
血液検査などに関しても1回2000円くらいから、卵管造営検査に関しては安くて5000円くらいかかります。

もし自然妊娠が出来ないという事になれば、人工授精の場合1回に1万円くらいから、体外受精や顕微鏡を利用した受精の場合、1回50万円くらいかかります。
不妊治療をどこまで行うのか、という事によって費用は大きく違ってきますが、クリニックの費用は妊活費用の中でも幅を占めるという事を考えておく必要があります。